主幹事.監査の決定経緯-15-

証券会社.監査法人の選択

証券会社と監査法人に対する素朴な疑問

【主幹事や監査法人の決定する経緯】

- Navi - 主幹事や監査法人はどのような経緯で決定するケースが多いのですか?

- A氏 - 主幹事と監査法人で言えば、ほとんどが監査法人が先行します。

- Navi - では、監査法人はどこから紹介されるのですか?

- A氏 - 多いのが銀行ですかね。以前上場企業にいた人が、経理部長などとして入っているならば、昔の繋がりで来たりもしますけど、やっぱり外からだと銀行が窓口になることが多いです。

- Navi - で、証券会社は監査法人から紹介されるといことですかね?

- A氏 - そうです。それと、系列に銀行があるところはそこからも来ます。

- Navi - その場合、監査法人ごとに紹介する証券会社はだいたい決まってるのですか?

- A氏 - 濃淡はあります。ただ監査法人ごとというよりも、会計士の個人的な繋がりになります。『以前にこの証券会社と組んで上手くいったので、また一緒にやろう』という繋がりです。
 あと、主幹事にしても監査法人にしてもコンペを開き、数社に競わせることもあります。私もよくあちらこちら行きました。

証券会社.監査法人の選択

- Navi - それって、会社が手を挙げれば監査法人や証券会社がやって来て「やらせて下さい。」ってなるんですか?そんなのあるんですか?

- A氏 - あ~ 会社に魅力が無いと集まらないですけどね。アッハッハ!

- Navi - なるほど。だから知らないんだ。(笑)

【上場準備期間の最長】

- Navi - 上場準備を行なっている最長期間はどのくらいですか?

- A氏 - 永遠と行なっている会社はありますよ。「4人目の担当者です。すいません。」みたいな感じで結構あります。
 あと、監査を上場準備の名残でその後も行なっている会社なんてのもあります。例えば監査法人に勤務時代、資本金も少なく監査する必要も無いのに、「監査行ってこい!」と言われるわけですよ。で、規模が小さいのになんでだろうと思うと、以前上場を目指し、任意監査を結んだ名残りなのですよね。

- Navi - でも、監査なんて面倒ですし、コストも結構掛かるので、必要ないならサッサと止めたいですよね。って、こんなこと言ったら怒られるかな。

- A氏 - でも、監査って面倒なだけでなく、やったらやったで、いろいろ良いこともあるじゃないですか。例えば、あの~ その~ なんだ、、、、、、、。 無いのか。(笑)え~っと、最新の会計基準に基づいた決算を組んでくれるとか、対外的にも信用力もあがりますからね。なのでやっているとこもあります。

- Navi - 上場という目標は抜け落ちてしまったが、昔の名残で永遠と監査を続けている会社もあると言うことですね。

- A氏 - 上場が延期々々で、気づいたらⅡの部が1ダース出来ていたなんて話も聞きます。そこまで行くと、年度更新されていますから、それを見ると、どこの制度が変わったか分かるんで教本としての価値が出るかもしれませんが(笑) まーほんと、行く(上場する)会社はスパッと行きますから、上場準備なんて長々やるもんじゃないですよね。

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