株式上場実務Navi株式上場実務HowTo上場実務と人材上場を目指す企業へ-10-

上場を目指す企業へ-10-

株式上場のメリット,デメリット

これから上場を目指す企業へ

これから株式上場を目指そうとしている、経営者や従業員へのアドバイス

【株式上場の一番のメリット】

- Navi - 株式上場の一番のメリットとは何でしょうか?

- J氏 - 会社の成長性を促せるということで、先ず公募増資で資金が調達出来て、その資金で新しいビジネスや設備投資が出来るということです。次に、社会的責任をもって会社を伸ばして行かなければいけない、それも普通の未上場では出来ないことだから、一人前の会社として脚光を浴びる。そして付随的には、良い人材を採用できるということですかね。

- Navi - では株式上場を達成した後、「株式上場をしてよかった」と社長がよく口にする要因はどんなことですか?

- J氏 - 自分がインタビューされたことがいろんなところに載るってことですかね。新規上場の顔などのいろいろな取材を受けますし、会社四季報にも載ったりしますから。やっぱり一人前の会社として見られる訳じゃないですか。逆に、叩かれることもありますけど。(笑)

- Navi - メディアに取りあげられることは、その辺のメリット・デメリットが表裏一体ですよね。

- J氏 - ええ。

- Navi - 従業員のメリットと言ったら、持ち株会やストック・オプションでしょうか?

- J氏 - そうですね。インセンティブの行使がありますし、あとは社会的に認められた会社にいるということでの、モチベーションアップということだと思います。

【株式上場の一番のデメリット】

- Navi - では、デメリットは何でしょうか?

- J氏 - やはり、上場維持コストですね。ただ、一度上場することを決定したのならば、その時に考えたメリットがある訳ですから、『上場することにしたのは何故ですか』と考えたらそのメリットを活かすために守っていかなければならないと思うのです。もちろんデメリットもありますが、そのデメリットを最小限にするような仕組みを作って行くことを考えるべきだと思います。

【良い(悪い)外部支援機関】

- Navi - 今まで接して来られた主幹事・監査法人・印刷会社・コンサルタント・信託銀行で、ここは良かった・ここは悪かったという箇所はありますか?

- J氏 - 難しいですね、これは。私の場合、上場直前期に入社することが多いので、すでに決まった主幹事証券や監査法人がいるわけです。もし自分の紹介で主幹事や監査法人を決められるのであればベストですが、社長の意向もありますので、あまりしゃしゃり出ないほうがいい気もしますね。結局は、会社というものより個々の担当者との相性か合うか合わないかですし。比較的こちらが合わせる部分がほとんどですけど。(笑)

- Navi - そうですね。

- J氏 - ただ大事なのは、『うちの会社を上場させたいからよろしくお願いします。』と言うことを、こっちからその気にさせないといけないのです。なぜなら、彼等には他にも上場申請会社があるわけですから、証券会社にしても監査法人にしても可能性のある方に行ってしまいます。それをこっちはここまで進んでいるし、出来そうだからと巻き込まないと、彼らは手伝ってくれません。

株式上場のメリット,デメリット

- Navi - 他人の良し悪しよりも、自分自身の能力が問題ということですかね。(笑)

- J氏 - ええ。大体の証券会社とは付き合ってきましたけど、特に良い悪いはないです。ただ先程も言いましたが、いくら良い担当者でも向こうに任せるのではなく、こっちが巻き込んで向こうをその気にさせないとダメです。自分の味方にさせるということです。

| トラックバック(0)
          

カテゴリ:

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.ipo-navi.jp/mt/mt-tb.cgi/257

検索