事業計画とは,目的
事業計画
『事業計画』の概要
【事業計画の作成目的・必要性】
- 荻野- IPOにおいての事業計画の作成目的と必要性とは何でしょうか? 今度は金さんからお答え頂けるということですね。
- 金 - はい。先ず、ベンチャー企業でしたらそれまでの事業計画は、社長の頭の中にしか無いことが多々あると思うのですが、それを事業計画として形に落とし込むことによって、目指すべき方向性を明確にするということが一番の作成目的だと思います。必要性としては、IPOを目指す・目指さないに関係なく、『3~5年後どういった形で事業を展開して行くのか』『何のためにその事業を行なうのか』、というようなことを明確にするためということもありますし、また外部の方にお伝えするツールとしても必要になって来ます。
- 藤田- これは、従業員の数にもよって変わってくると思うのですが。従業員数がある程度少ない場合は、社長の頭の中の棚卸です。規模が大きくなってくると段々『周知徹底』などになってくるとは思うのです。例えば50人以下でしたら社長の頭の中の棚卸で、やはり書いてみるといろいろな矛盾も出てきたりもしますので、『棚卸整理』というのが最初の部分ではないかと思います。
- 荻野- なるほど。
- 藤田- 実際の業務でも、切っ掛けはVC(ベンチャーキャピタル)や証券会社に言われたことになりますけど、結果として経営者が『よかった』と思われるのは、お金を引けたと言う事もそうですが、『自分の考えが整理できた』と。我々が入ったことで、『こんなところに矛盾あったのだと気づかされる』などと言われますので。
- 金 - 別の視点(外部)から評価するという意味でも必要になって来ると思います。あとは、今あったように50人未満の会社ですと、社長の一存で決められこともできると思うのですが、それ以上になって来ると組織として全社的に動く必要がありますので、計画のプロセス自体を書く、ラインや部門に落として、そこから積み上げて作って行くというプロセスも場合によっては必要になって来ると思います。で、その過程が全員経営と言いますか、社員の経営参画を促して動機付けに繋がって行きます。
- 藤田- 目的については、本のココ(P184)にも書いてありますので参考にして下さい。 ちょっと硬く書いているなーこれ(笑)
- 荻野- (笑)

