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株式上場メリット.デメリット-16-

株式上場のメリット・デメリット

これから上場を目指す企業へ

これから株式上場を目指そうとしている、経営者や従業員へのアドバイス

【株式上場のメリット・デメリット】

- 荻野 - 株式上場のメリットとは何でしょう?

- 藤田 - 僕は、一番は『会社の信頼性』だと思います。あとこれは実体験なのですが、従業員の家族へのインパクトですね。やはり上場企業になったことで『自分の旦那が勤めている会社が上場会社になった、或いは自分の子供にうちの会社は上場しててね』と。この家族へのインパクトと言うのが、組織をより強固なものに変えるというところがあるのではないかと思います。

- 荻野 - 『うちのトーちゃん凄いんだぞ!』と。(笑) 家族にそう思ってもらえば本人も遣り甲斐もでてきますしね。

- 藤田 - ええ。今、特に環境的にそうですけれど、未上場でも利益をちゃんと出していれば資金は安く借りられますので。逆に上場コストは、経常利益で最低2.・3億円無いと上場コストは吸収出来ませんが、それによって業績悪くなって赤字になり銀行貸してくれなくなった、なんていう本末転倒の会社がも有りますし。そうすると、消去法ではないですけれど、『会社への信頼性』『家族へのインパクト』と言うのを経験的に感じます。僕らが思うメリットではなく、実際に上場された経営者や従業員からから聞いたこととしてですが。

- 荻野 - では逆に、株式上場のデメリットとは何でしょう?

- 藤田 - デメリットは、やはり思った以上に上場コストが掛かるということですね。あとは先程も言いましたが、ベンチャービジネスそのものの柔軟性が、管理が厳しくなることによって、雁字搦めになってしまうということがありますね。上手く『躾』として利用できれば良いのですが。ベンチャーが持っている柔軟性そのものが、管理組織になることよって失われる可能性があります。それによって、成長性を妨げてしまうこともありますので。

【上場を目指すならこれは心得よ】

- 荻野 - 経営者は上場を目指すならば、これだけは心得よと言う点はありますか?

- 藤田 - 一番よく経験するのが、お金が入った時。これは上場した時にお金が入りますし、上場前にベンチャーキャピタルがお金を入れることがあります。その時勘違いしますね。社長室作っちゃうとか。

- 荻野 - 車だ、別荘だと。(笑)

- 藤田 - ええ。ヨット買っちゃう、銀座に行く回数が増えちゃうとか。あと女性ですね。この辺りから、モラルハザード崩れてきます。もともとベンチャー企業の社長は好奇心旺盛ですから、そこにお金が入るとあれやこれや誘惑が多くなってきますので。ただ好奇心が旺盛というのは、経営者としての資質と言う面で表裏一体です。 例えば、宝くじ一等何億円が当たった人が破産の確率が高いと言うのと一緒ですかね。大金が入ると多くの方は金銭感がずれて来てしまいますので。

- 荻野 - 社長だけでなく、ストック・オプションや持ち株会で大金が入った従業員にもありがちですが。

- 藤田 - あとは、上場を目指すとなるとYESマンが集まってき易いので、NOと言ってくれる人、それは先輩経営者・メンター・コンサルタント・社外役員などどんな形にしても、忠告してくれる人を側に置いておく必要がありますね。国も最近、社外取締役の導入義務づけに動いていますが。

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