アウトソーシング-10-

経理,アウトソーシング

アウトソーシングの問題

経理業務をアウトソーシングした場合の問題点や課題

【人材育成面から】

- 荻野- ちょっと伺い難い質問に移りますが。(笑) 御社でも行なわれておりますが、経理業務を会計事務所に代行してもらうサービス(プロ経理.COM)について伺います。先程石割さんもおっしゃられましたが公開準備に際して、よく外部から採用するのではなく内部で育てるのがBESTだと言われます。しかし、経理業務をアウトソーシングしてしまっては社内の人材育成が育たないという心配はないでしょうか?

- 石割- これは、先程挙げました人材を雇えることが出来ましたら、アウトソーシングをやめても良いと思います。そして今度は、その人の経験不足を補ったり知恵袋として外部を使うようにして行くのがよいと思います。

- 荻野- 私もアウトソーシングに反対という訳ではなく、企業状況においては活用すべきだと考えます。以前外部から上場準備会社の経理を見ることをしていましたが、経理責任者が仕訳入力や仮払い精算をやっとこなしている方の場合、税法・会社法・金商法の処理を指導してくれと言われても無理ですから。そもそも育成できる人材が不在では、、、。そんな状況ならば、アウトソーシングが便利ですね。

- 石割- ええ。それに慌てて、コミュニケーション能力やマネジメント能力が無い人を雇ってしまったら、その組織の成長は止まりますし恐らく後々入れ替えることになる可能性が高いですから。人が、四六時中入れ替わってしまうくらいならば、適切なタイミングまではアウトソーシングした方がよいと思います。

- 荻野- それはありますね。人が何人も入れ替わっている会社は、後から入って行く者にとってもやり難いですし。それに何人も入れ替わっていると『あそこの会社何かあるのでは』と思われてしまう可能性もありますし。

- 石割- ですから良い人材を雇用できる財務的な体力と、採用時に良い人材を見抜ける実力が付いた頃でいいと思います。それまでは、アウトソーシングを活用してもらえばと。

- 荻野- わかりました。

【社内に数値を把握している人がいない】

- 荻野- これは私が以前悩んでいたことなのですが。(笑) 私が以前勤務していた上場準備会社では、経理処理ができる人材がいなかったので、月次決算をアウトソーシングしていました。そして、出来上がった月次数値からいろいろな分析を行なっていました。その後立場が代わって、外から上場準備会社の経理を見ることになり、そこの月次決算仕訳など重要な部分は私がしていると、社長からよく『この数字何だっけ?』と電話が来るようになり、そんな時『社内に数値が分かる者が居てのアウトソーシングなら良いが、この会社の様な場合このやり方で良いのだろうか』と思ったのですが。(笑)

- 石割- もちろん、社内に数値を把握できる人がしかるべきステージなったら必要になると思います。ただ、先程と同じになりますが、雇用できる財務的な資力とその資質を持った人材を得られないと難しいですよね。

outsourcing_a.jpg

- 荻野- そうですよね、そうことですよね。(笑) その会社もそれが出来る人材が見当たらないから、私がやっていた訳ですから。

【会計ソフトが異なる場合】

- 荻野- アウトソーシング先の会計ソフトと自社で使用している会計ソフトが異なる場合は、問題はないのでしょうか?例えば御社の『プロ経理.COM』では月次決算書をPDFに変換し送付されていますが、会計データその物が無いと後の月次分析や仕訳内容の確認が出来なくなってしまうと思うのですが?

- 石割- 『データコンバータ』というソフトがありますから。

- 荻野- えっ! 例えば、弥生会計⇔勘定奉行、勘定奉行⇔PCA会計、財務応援⇔会計王みたいな変換が簡単に出来るのですか?

- 石割- ええ。出来ます。うちで使っているソフト以外でも幾つかあると思いますが。

※後日、『データコンバータ 会計ソフト』で検索しましたら幾つか出てきました。

- 荻野- メジャーな会計ソフトだと、○○⇔△△が出来るのですね。

- 石割- そうですね。メジャーな会計ソフトなら大抵出来ます。

- 荻野- あ~ 今はそうなっているのですね。ちょっと『浦島太郎』でした。(笑)

| トラックバック(0)
          

カテゴリ:

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.ipo-navi.jp/mt/mt-tb.cgi/293

検索