PDCAサイクル-02-

月次決算,事業計画

月次決算について

【Plan→Do→Check→Action】

- 荻野- 月次決算の必要は、利害関係者等への報告以外にありますでしょうか?

- 石割 - 前回少しお話しましたが、月次決算をしっかり行なっていないとその延長線上にある事業計画も上手く出来ませんし、更に延長線上にある資本政策も正確なものが出来ないということがあります。

- 荻野- 土台(月次決算)がいい加減なものでは、その上に建てる建物(事業計画・資本政策)にいくら時間とコストを掛けても、安全性や信頼性(実現性・正確性)に欠けるものとなってしまうということですね。

- 石割 - ええ。事業計画を作る場合、『Plan→Do→Check→Action』が必要だと思うのですけれども、そもそもプランニング段階で月次決算をしっかりしていなければ、正確な事業計画も出来ないでしょうし、チェック・アクションの部分においても計画値と実績値との比較をタイムリーにして行かなければならないと思うのです。

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- 荻野- 必要ですね。

- 石割 - 月次を早く締めるといことはとでも大切で、先程体重が減られたと言われましたが、多分半年に一回しか体重計に載らないでその時に体重が5キログラム増えているとダイエットのやる気が失せてしまうと思います。でも毎日載っていて、100グラム増えていた場合は夜小腹空いたけど食べるのを止めようとか出来るわけじゃないですか。(笑)

- 荻野- 日々チェックしていれば取り戻せる範囲で修正が出来ますが、5キログラムだと、『やっぱ無理だ。止めよ』ってなってしまいそうですよね。(笑)

- 石割 - そうです。そういう意味でダイエットと同じで、毎月月次をタイムリーにやって行くということは、行動修正し易いから大切なのだなというのが前提としてあります。

- 荻野- なるほど。

- 石割 - あと、よく言えることは、計画と実績の比較の結果差額が出た場合、『○○○円、計画値を下回りました。』という報告で止まる会社が多いと思うのです。会社の規模にもよりますが、取締役会が機能している会社であっても、役員会では結果報告のみに留まってしまって、それに対する原因分析を行なったり、それに対しどういうアクションプランを考えているかまでの対応を出来ているかというと、そこまで出来ている会社は多くはないですね。

- 荻野- 確かに、そこの部分が抜け落ちてしまっている会社は多いですね。

- 石割 - また、役員会がまだ機能していない会社になってしまいますと、社長自体が計数感覚が無く、『Plan→Do→Check→Action』(PDCAサイクル)が、上手く回っていない会社が更に多くなってきます。

- 荻野- 月次決算をいくら正確にタイムリーに行なっていても、『Check』が抜け落ちてしまっていて『Action』へとつなげることが出来なければ、月次決算をする意味が半減してしまいますからね。

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