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証券会社の役割(上場前)-04-

証券会社の役割,株式上場

証券会社の役割

【証券会社の役割と責任(上場前)】

- 荻野 - 主幹事証券の役割や責任を伺いたいのですが、昨日今日の為に古い資料を漁っていたら、こんなメールを印刷した紙が出てきました。

 

さて、ご質問の監査法人と証券会社の役割を一般論で申し上げると以下のようになります。

 【監査法人】

  1.  内部体制(規程・フロー)整備
  2.  決算体制(月次・予算)整備
  3.  Ⅰの部・半期報告書作成指導
  4.  監査業務・監査報告書提出

 

内部体制、決算体制の整備は、監査を行なう前提であるため、通常監査法人が行います。また、監査業務と公開指導業務を別契約する法人も一部ありますが、通常は監査契約の範囲内で上記業務を行ないます。

【証券会社】

  1.  資本政策立案
  2.  申請書類作成指導(主にⅡの部・リスク情報)
  3.  公開審査業務(引受審査部にて担当)
  4.  申請業務(日証協・財務局折衝含む)
  5.  IR指導
  6.  ファイナンス業務

 

以上、まとめると、社内整備は監査法人が、協会・財務局・マーケット等・対外マターは、証券会社がイニシアティブを取ります。

 

- A氏 - おっ これは(笑)

- 荻野 - 『日証協』とありますからちょっと時代を感じますが。若き日のAさんとやり取りをしたメールですね。(笑)

- A氏 - 若き日の...。 まだ夢を持っていた頃の。(笑) では折角ですから、これに則って説明しましょうか。

- 荻野 - あの頃を思い出しながら。(笑)

- A氏 - 証券会社は①~⑥が有りますが、①の資本政策と③の公開審査対応が2本柱になります。

- 荻野 - ⑤IR指導と言うのは?

- A氏 - これは関係会社にIR会社を持っていますので紹介もしますよ、ということです。もちろん、会社が独自に連れて来られても結構なのですが。

- 荻野 - なるほど。

- A氏 - で、監査法人にある①の内部体制(規程・フロー)整備や②の決算体制(月次・予算)整備などは、基本的に監査法人にやってもらうのですが、結局どこまでやれば審査に通るかが問題になってきますから、証券会社でもチェックはして行きます。これらがⅡの部に反映されて、審査資料になっていきますので。

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