経営者の心得-23-

株式上場,コンサルタント

経営者はこれだけは心得よ

【自分の会社を私的に使えなくなる】

- 荻野 - 「経営者は上場を目指すならこれだけは心得よ」というのはありますか?

- 山口 - 「やり難い」という話は、よく聞きますよね。

- 荻野 - ん!?! それは?

- 山口 - 「それ、本当に上場の為にやらなければいけないの?」みたいな。自分の会社を私的に使えなくなるということですかね。その辺をよくよく理解して頂く必要があります。

- 荻野 - なるほど。デメリットの「自分のものでなくなってしまう」に繋がってくる話ですね。経理に行って手を出して「お金」っていう訳にはいかないということですね。(笑)

- 山口 - ええ。「これ払っといて」みたいな。(笑) もともと、会社は私物化してはいけないものだと思いますが。現実は違いますので。

株式上場,コンサルタント

 

【良い支援機関とは】

- 荻野 - 次に、各機関について伺います。主幹事・監査法人・印刷会社・コンサルタント・信託銀行等IPOに関する機関で、良い支援機関とはどのような機関でしょうか?考えがあるものだけで結構ですので、お答え下さい。

- 山口 - そうですね、良い主幹事というのはやはり、親身になって取り組んでくれるところです。同じ証券会社の担当者でも引受担当者は耳当たりの良いことを言い、審査担当は厳しいことを言うということがあるわけですけど。引受担当者で審査の内情も良く分かっていて、事前に会社に情報を教えてくれたり、審査を通り易い方法を指南してくれる方もいます。言ってみれば、ざっくばらんに話をしても、審査上大きな問題に為らないように指導してくれる引受担当者がいる主幹事が良い主幹事ということになりますかね。(笑)

- 荻野 - たしかに、会社側としては「そこまで言ってしまって大丈夫なのか、どうなのか」の判断が難しい時がありますから。あまり杓子定規に対応されると、情報を提供し難い面も正直ありますよね。

- 山口 - 監査法人も結局担当者によって違います。昔と違って中堅の監査法人も増えたので相性が悪ければ担当者を変えてもらうだけでなく、監査法人の交代も視野に入れても大丈夫だと思います。印刷会社はどちらでも良いですが、人によっては好みもありますかね。コンサルタントは、口だけ動いて手が動かない人もいますので、お気をつけ下さいと。

- 荻野 - そんな時は、アカウンタックスさんへと。(笑)

- 山口 - ただ、我々は「コンサルティング」という言葉を使わないので。

- 荻野 - えっ?

- 山口 - 我々がご提供するのはあくまでも「アウトソーシング」だと言っています。アウトソーシングでお付き合い頂ければ、上場に関する様々な情報提供もしますし、ベンチャーキャピタルのご紹介もさせて頂きます。そういった意味では「コンサルティング」的な動きもするのですが、それでもあえて「コンサルティング」とは言わないのです。
 なぜかと言うと、最近でこそ少なくなりましたが、ネットバブルの頃に「口八丁、手八丁」みたいな人が結構いらっしゃって、その方々が関わることで、上場を目指す会社がダメになっていくのを幾つも見てきたということがあります。上場コンサルタントという肩書きにそうした「薄っぺらさ」を感じてしまうのです。我々はそういうコンサルタントの方と違い、お客様と一緒になって業務を進めていく。そして口だけではなく、上場申請書類などのアウトプットを必ず出すという意味で「アウトソーシング」という言い方に拘りをもっているのです。

 

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