月次決算の目的-03-

月次決算の目的

月次決算の目的とは

【手段の目的化】

- 荻野 - 具体的に、それはどういった月次になるのでしょうか?

- 山口 - 例えば売上でしたら、通常請求書を見ながら会計ソフトに手で仕訳を入力しますが、当社では請求書を発行しているシステムからデータをそのまま取り出して、会計システムに入れてしまう仕組みを作ります。その過程で副産物として取引リストが出来上がるのです。月次決算書よりも、まず、その取引リストを見て下さいとお願いしています。また、手入力ではなくデータで一括して処理しますので、月次決算の早期化が出来ます。だいたい売上を締めてから半日頂ければ会計データに移行出来ます。

- 荻野 - それならば、請求書発行データそのものを使いますからデータも正確なものが出来ることになりますね。

- 山口 - ええ。ですからお客様にお願いしているのは、月次決算作業としては、取引リストの金額どおりに決算書が出来ていることの確認だけです。一番大事なのは、取引リストを見ながら、どうやって取引先を増やすのか、また、どの既存取引先との取引金額を増やすのかをマネジメントして頂くことです。なぜこうするのかと言えば、月次決算の「結果」が良くなることが一番大事だからです。とにかく月次決算を早く作れ!という上場コンサルタントや証券会社、そして、監査法人や会計事務所には、「それは『手段の目的化』ではないですか?」と言いたいのです。

月次決算の目的

 

- 荻野 - 仰るとおり未上場や準備会社などの経営陣は、普通決算書を見ることにあまりなれていませんし、分析は決算書レベルの数値では難しく個々の詳細のデータが必要になりますからね。

- 山口 - ええ。私どもの方式ですと、請求書の数値をそのまま決算書の売上の数値として使いますので、お客様が管理している数値がそのまま決算書に反映されることになります。先ほど荻野さんが難しいと仰った決算書の読み方を説明するまでもないのです。「今月請求書を出したのが売上げですよね。ここにある取引リストの合計と一致してますよね。」と。そもそも決算書の読み方を説明する事がナンセンスになってくるわけです。(笑)

- 荻野 - すいません。一生懸命説明していた口です。(笑)

 

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